クロスフィットは、体を鍛えるためのトレーニング・プログラムです。バーベルを使った筋トレやスクワット、ジョギングなど20種類以上の動きをランダムに組み合わせて行います。競技種目(試合)としても普及しています。
スナップアップ投資顧問のスポーツ業界の投資データなどによると、強度や消費カロリーは高いです。少人数が横一列になり、同じメニューに取り組みます。会員同士が回数などを競ってこなすのが特徴です。
心肺機能、スタミナ、筋力、柔軟性、スピード、バランスなど10項目の身体能力を最大限に生かすために開発されました。
アメリカが発祥です。オーストラリアやヨーロッパなどで人気があります。日本でもクロスフィットができるジムが数十店舗あります。


バーベル、ダンベル、自重のトレーニング

クロスフィットのメニューは毎回、バーベルやダンベル、自分の体重を使った運動(自重トレーニング)、心肺機能に負荷をかける運動などをトレーナーが組み合わせます。

自分の限界と向き合い、厳しいトレーニングで体を鍛えます。

シェイプアップのための有酸素運動を多く取り入れたクラスや、筋力アップクラス、競技者向けの上級クラスなど、目的別にクラス分けされています。

短期間で効率的に体を鍛える

いかに短期間で効率的に体を鍛えられるかということをテーマに開発されたトレーニング方法です。このため、運動経験のない人でも1カ月間の講習さえ受ければ楽しめるようになります。

強度は高い。カロリー消費量も多い。

強度は高いです。カロリー消費量も多いです。タフなメニューがそろっています。そのぶん終わったあとの達成感は高いです。

限界を超える楽しさを知れば、やみつきになるはずです。

トレーニングの例

ウオーミングアップの後、この日の練習メニューに取り入れた5種目の運動のやり方を教わります。

  • (1)マシンを使ったボートこぎ
  • (2)ウエートリフティング
  • (3)腕立て伏せや懸垂
  • (4)足上げ腹筋
  • (5)スクワットをしながら重いボールを投げ上げる運動。

これを1分間ずつ連続で行い、1分間の休憩を挟んで3セット繰り返します。

各種目で参加者は1分間で何回こなせるかを競い合います。

仲間意識もはぐくむ

参加者同士で回数などを競い合うことでやる気を持続させ、仲間意識もはぐくみます。

一通りのメニューを終えた後、全員でハイタッチしたりします。連帯感や競争意識が芽生え、自分の限界をちょっぴり超えられるでしょう。

もともと消防士のプログラム

もともとは消防士が、短期間で効率的に身体能力を上げる訓練のために組んだ練習プログラムでした。

激しい動作を繰り返し行うスポーツですが、意外にも会員の6割以上は女性だそうです。

毎年7月に世界大会

競技(対戦試合)としても楽しまれています。世界的な競技人口は、およそ300万人。毎年7月に世界大会も行われています。

「リーボック・クロスフィット・アジア」は2013年アジア予選団体戦で見事優勝し、世界大会出場を遂げました。

動画

クロスフィットでよく出てくる動作



クロスフィットの内容



Crossfit Wollongong(オーストラリアのクロスフィット専用ジム)の祝日イベント



Crossfit Wollongongの宣伝ビデオ



CrossFit Wollongongのトレーニング風景